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日曜、気温はそれほどあがりませんでした。なるしまのクラブランの日です。
前日に連休の初日で嬉しくて走りすぎ、
集合場所についたときはいつもの「出発前から足が売り切れ」状態でした。
走りだすといつも以上にかんべさんについていけず、復路は「先に出ます」と1人出発しました。
わたしはかんべさんが好きです。
できればいつもついていきたいのです。でもどうしても無理な時が多いです。
なぜだか「速そう」に見られることが多いですが、そんなことないのです。心も折れやすいですし。ごめんなさい。
この時も、迷惑になりたくなくて1人出たのですが、
小黒君がいっしょにいきますよ、とついてきてくれました。
彼は先日パンクを修理してくれました。
この日も、まだ高校生なのに最後までずっと引っ張ってくれ、
落ちたチェーンも直してくれ、
早い人たちに追い越されても、いいですよ、と残ってくれ
(スピード出したそうだったので、行っていいよといったのですが)
素晴らしいナイトさんでした。
来週の峠めぐりでは競争しましょうね、というと黙ってニコニコしていました。
走り終えた後、かんべさんが小黒君のわきを通りながら、
山本をちゃんと見てくれてありがとうなと言ってくださったのが感動しました。
小黒君は気恥ずかしそうでした。
エコドームにつくと、きゅうりと桃のさしいれがありました。
きゅうりは冷たい氷につけられ、そのまま食べても甘いのでした。
走り終えた人たちが食べられるよう、
まあちゃんさんとたくさんの桃を剥きました。
モモはかたくて甘く、次から次にひたすら剥いていくのが、とても楽しかったです。
ときどき、包丁の腹にのせた桃をぱくん、と味見するのも楽しかったです。
あんなにたくさんあった桃も剥いたそばから食べていかれて、
なんだか子供のときの夏休みを思い出しました。
新車を組んでもらうようお願いしているなるしまフレンドに持って行った際
てぐみです。てぐみ。
迎賓館を東宮御所のほうに折れ、学習院初等科を右手にみながら
明治記念館との間の坂道を登るあたりは、
絶対的な海の匂いがします。
都会は様々な匂いがします。
海の匂いがするもう一歩手前の、東宮御所のあたりも好きです。
すがすがしい初夏の朝の匂いがいつもします。
11月も2月も、朝も夜も。あの場所だけがいつも5月の早朝です。
しっとり露が降りた、ツユクサの匂いです。
逆に、海の匂いを通り過ぎるとすぐ栗の花の匂いがします。
「栗の花の匂いが屋根のあたりを流れ、ハトが平和の歌を歌い、5月の空が訪れる」
というイギリスの詩をいつも思い出します。通勤途中、一番好きな場所です。
自転車で走っていると、朝はまず栗の花の匂いがして、海の匂いがして最後にツユクサの匂いがします。
帰りはその逆です。
詩と言えば万葉集にこんな句があります。
神風の 伊勢の国は 奥(おき)つ藻も 靡(な)みたる波に 潮気(しほけ)のみ 香れる国に
味凝(うまごり) あやにともしき 高照らす 日の皇子(162)
(神々が風を吹かせる伊勢の国、沖にただよう藻とともにゆれる波間のその海の香りたかき国におわします、言いようがないほど心惹かれる偉大さよ、日の皇子は)
と、天皇をことほぐ詞なのですが、そんな海の香りが東宮でするというのもあやなものです。
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自転車に関するヨシナシゴトを書いています。
たまに無謀なロングライドを試みては返り討ちにあっています。
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そのほか 、
・読書、音楽、映画、プラネタリウム
・絵や彫刻を見る。
・海とか河とかお寺にぶらっと行く。
・自然の中でしんとしていること。
・骨董やアンティーク家具。
・家具屋さん、雑貨屋さん、文房具やさんに行く。
・ごはんやお菓子を作ったり小さい編み物をしたりする。
・カフェを探す。
・道に迷う。
・なごなごする。
ことなどが好きなので、そういう話もできたらと思います。
自転車を愛するすべての人と、それからそのほかすべての皆さん、どうぞ仲良くしてください。