フ在事件

さわると何でもピンクにしてしまうネズミの夢を見ました。

キャンベルのスープ缶の中を、小さな足跡だらけにしてネズミは機械工場の奥へ。そこは暗がり。

在、聖、フ、活、

浮遊している文字のうち、フの字だけが大きく浮き上がってきました。

ネズミの姿はきえ、足跡だけがついて行きます。

flower of ages

TOJの前日に落車しました。

左半身を擦って、太ももが腫れてるのと首が回らないのでDNSしました。

前々日にも落車して右半身を擦り、輪行で帰る途中階段から落ちたので、

じゃっかんフランケンシュタインです。

折れてはないので、自転車には乗れるので大丈夫、と思っていましたが

怪我が治りかけても、ぜんぜん乗りたくなりませんでした。

 

去年の今頃も、ちゃりこでこけました。

はじめて3カ月のころでした。

膝を擦りむいただけで怖くなって2カ月ほど乗りませんでした。

再開してからは、毎日乗りました。

続けて二日のらなかったのは、自転車をなくしたときだけです。

続けて三日のらなかったのは今回が初めてです。

 

私はなにかを求めています。

でも、過度に欲すると、それは適切に使えなくなります。

境界線はどこでしょうか。

怒りと激怒の境界、

決断力と無鉄砲の境界

熱意と熱狂の境界。

 

何かを大切に思わなければ、何にもとらわれずにいられます。
何にもとらわれずにいれば、あまり感じることもありません。
あまり感じなかったら、あまり傷つくこともありません。
あまり傷つかなかったら、あまり考えることもありません。
あまり考えなかったら、どうでしょうか。

人生にどれほど意味があるでしょうか。

 

千回あこがれるより1回やってみるほうが好きな自分ですが・・・

境界とは、情熱と忍耐のバランスでしょうか。

忍耐するほうが情熱をとおすより、勇気がいります。

情熱が忍耐を越えるときは行動しないほうがいいのかもしれません。

 
＊　＊　＊　＊

さあ元気を出して。とりかかろう。
どんな運命にも立ち向かう勇気を持って。
いよいよ励み、いよいよ求め、労苦し、

そして時を待つことを学ぶのだ。
（ロングフェロー）

ワイン会（3回目）＠三軒茶屋

Nさんに「AK」のワイン会にお招きいただきました。

前回、前々回と失礼してしまったのでこのたびは大変楽しみで、

からりとすずしい夜風の中をてくてくあるいて三茶に行き、
旬のものを楽しい方たちと満喫してまいりました。

 

何を出されてもおいしいねえ、で食べさせがいのないひとですが

今回もすばらしいマリアージュをご紹介いただいたのでメモします。

テーマはムエックのポムローです。

 

 

 

【1^st dish】

・イワシとクリームチーズ、タラゴン

・カツオのなめろう、味噌と玉ねぎ、ニンニク

・山椒をきかせたスズキのなめろう

【2^nd dish】

花ズッキーニ、レバーカツ、カルドンチェリとクリームチーズのナス詰、ルッコラを混ぜたリコッタチーズ

【3^rd dish】

カルドンチェリとホタテのタルト

【4^th dish】

ヒレと肩ロースのポークソテー、カルドンチェリのソース、マッシュポテト

【5^th dish】

アイスクリーム　バラのソース

 

【ワイン名】

ルイ・ロデレール　ヴィンテージブリュット´03（すきすき。）

Aubert シャルドネ　リッチーヴィンヤード　´08（にがて。リコッタとあわせると大丈夫）

キスラー　シャルドネ　ハイド・ヴィンヤード　´06（すきすきすきすき。）

CH　ラフルール・ペトリューズ　´99（リコッタが一転してふくよかに。レバカツもあう）

CH　ラフルール・ペトリューズ　´01（無添加のおいしいワイン系）

オザンナ´99（緑のピーマンぽい）

オザンナ´03（カラメル・熟成）

CH　トロタノワ´88

AKのシェフさんは、ともかく香りのつかいかたが上手です

なめろうの、かすかな山椒と味噌の甘さに、シャンパンの清涼感がよく合います。

今まで苦手だったパクチーも、イワシとクリームチーズで甘いキスラーに合わせると

それぞれの個性が舌の上でいったんほどけて、まったく新しいなにかにまとまります。

そして、カルドンチェリ。

初めて食べましたが、大好きになりました。

 

わりと、何を食べるかより、誰と食べるかのほうが気になるのですが

このワイン会は初対面の方も多いのに、みなさんフレンドリーでthoughtful

試飲会で時におみかけする、自慢屋さんや酔っ払いさんもいません。

なにより今回はTさんの奥さんがいらっしゃり、いろいろとお話しいただいたのが嬉しかった。

ありがとうございました。

TOJまえに

事務局にヒルクライムとエンデューロ一回ずつしか出たことないけどいいですか

って聞いたら、初心者でも大丈夫ですよ、と言われたので申しこんだTOJ。

 

その後、ともにゅさんに様子をうかがって青ざめました。

次の日大井を走って、

過去のリザルトとのタイム差におなかいたくなっちゃいそうでした。

早朝でしたが気分はたそがれ。

 

カラスも元気よく鳴いてたし。

 

＊ 　＊　　＊　　

なぜこのレースに申しこんだか。

安全だしヒルクライムがいい、としばしば言われますが、

るびんさんやともにゅさん、ちささんやミドリさんが見える場所で、

ちゃりこに出会ってしまった私には、自分にヒルクライムが向いてるとは

口が裂けてもいえません。

 

体だけ見ても、骨量がすくなくて軽い人がよい（らしい）ヒルクライムで

小柄で細い、ピュアっピュアなクライマーさんにならぶと

もうやんなっちゃう、です。

言いたくないけど自転車1台分違うんじゃないかなー。

だから、平地のほうがいいのかなあ、と思いました。

 

ネガティブじゃない理由として、彼さんの影響もあるかもしれません。

完全なクライマーさんですが、

「俺はクライマーだから、っていう考えばかりになりたくない」

と言ってエンデューロやTTでちゃんと頑張っています。

 

悩みましたが、やっぱり出ることにしました。

エンデューロでは笑いながら走ってたるんどる、とからかわれ

八ヶ岳ではいたいけな中学生にアタックをかけるなど、

これまでえげつない走りばかりでしたので

いっぱいいっぱいで誰かと競走してみたいと思いました。

 

練習もあえて普段通り、クランクなんかもそのまんまで

何が足りないか、はしってみて考えようと思います。

当日お会いできる方、多そうですが

むすっとしてても気にしないでください。

レース前はいつも、寝れなくておなか痛くて泣きたくなって帰りたくなってるだけなので。

タイム INSTINCT の走行感

タイムINSTINCT（べべちゃん）の走行距離が2000キロを越え

ようやく信頼できるようになってきたので、走行感をメモします。

 

スーパーコルサ（くんぷうくん）とくらべ3～4キロ軽いのですが、

ヤビツのタイム変わりません。

もちろん、ジオスと比べれば10分以上違いますが。。。

軽いバイクが速いとは限らないということです。

くんぷうくんがアテナ、

べべちゃんがスーパーレコードであることを思えば、これはちょっと切ない。

 

このスーパーレコードも曲者で、

自分のような脚力がないもんには

アテナが体に合っていたように思います。

しっくりくるというか、やわらかかったというか。

デザインもシルバーでクラシックな感じでしたし。

スパ子はいつもちょっと冷たいの。何か言ってもフンっ、てされる感じです。

 

平地も、くんぷうくんは勝手に自重で走ってくれてたのですが

（いわゆる、平地巡行性がたかい、というやつ）

べべちゃんはちょっとたよりない。

 

＊＊＊＊＊

そんなべべちゃんも、いいとこあります。

さきに、軽いバイクが速いとは限らない、と書きましたが

斜度が急な上りが長く続くときは、かなり楽です。

自分が3キロダイエットして上ってるのと一緒ですけん。

 

また、とても感心したのは、疲れが非常に体に残りにくいです。

これはくんぷうくんと比べてもとてもよいところ。

さすがロングライド向けフレーム。

 

乗れば乗るほど、感じるのは自分の体ができてない、ということ。

踏んでも踏んでも底が見えないというか、まだいけるでしょ、って言われてる感じです。

たぶんスパ子がかたい、のもそういうことかと。

乗りこみがいのあるバイクだなあと思います。

自分にはもったいない買い物だったかな、としばしば思いますが

がんばって練習しようと思います。