できること／YAFFAにて

【YAFFAにて】

 

自転車のお友達が、会をもってくださいました。

自転車が出てこない自分を気遣ってくださったのです。

しばらくご一緒する機会がないかもと思っていたので、嬉しかったです。

 

お知り合いになって日は浅いのですが

不思議と最初から、つらいです、しんどいですといえる距離にいてくださいます。

そういった言葉を、日記以外に素直に表せる場所がある自分は幸せものです。

 

予定も合わせて食べたいものまでわがままを聞いていただき

好きなだけ甘えてきました。

富士ヒルクライムの予行演習をしましょうなど、

楽しい話もたくさんしました。

 

帰途、自分が笑えば世界が笑う、自分が泣いたら世界でひとり、という

ふるいことわざをずっと思っていました。

 

 

 

 

【できること】

 

あやのさんが、夜中になやんでいます

せかいから、きりとられたいと泣いています

 

わたしは、「いけいけ」な性格のかたが多いなか、

ひとりくらいこんなネガティブ思考なレーサーがいてもいいんじゃないかと思いながら練習しています。

自転車に乗れていれば幸せ、とは、思いません。

 

寝たきりと認知症の祖母2人を看病している母が、電話口で言いました。

「毎日ほとんど寝れないし、周りはみんな施設に入れるよう言うけど

最近、どうしてこんなにしんどいことをつづけてるのかわかったの。

なんだかんだいってお母さん、どっちのおばあちゃんも好きみたいなの」

 

最近結婚して、しおどめにマンションを買って、昇進した、ビクトリアベッカムににている先輩が

やきとりを食べながら言います。

「うまくひとと仲良くなれないの。何気なく話しかけてもらう、っていう経験があまりないんです」

 

誰かの思い通りになってる世界だから、すねないと生きていけない、とあやのさんが言います。

誰の思い通りにもなってないみたいだよ、ってこっそり、教えてあげたいのですが

それより甘いお菓子でもあげようかと迷います。