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-love on the bike-
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帰りもぜったいKさんについていこう、と思っていたら出発間際の混雑で、
Kさんのこと、絶対に先に行かれたはずと思って追いかけるつもりで急いで出ました。
まだ後ろにいらっしゃったと後でわかりましたが、
別件で、朝がた電話で仕事のトラブルが入り、輪行しようかな、いや、とりあえず急いで帰ろう、と
昼ごはんもブドウ園もそこそこに急いで帰りました。
ほんとに、すっごい急いで帰りました。
でもそれはそれで楽しかったです。
 
仕事をひと段落つけて夜、ぼろぼろ疲れてスペイサイドに行くと
みなさん温かく迎えてくださり、注文したもののほかにも、
その場にいらっしゃった他のお客さんが笹団子やラズベリーのケーキを食べさせてくださいました。
たまたまその日はお2人も誕生日の方がいらっしゃり、終始温かい雰囲気の中
幸せな一日の締めくくりでした。
 ラズベリーのケーキはスプリングバンク18年と合わせました。

ロングライド、楽しかったです。
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東京―蓼科ロングライドで宿泊したホテルは素敵なところでした。
マリーローランサン美術館と彫刻公園が併設されており、
館内の調度品も、美術品とも呼べるインテリアであふれています。
 
200909261605000.jpgハンスウェグナーのYチェア。大好きです。ここだけでなく館内いたるところにありました。




そのたたずまい、簡素なのに質素に見えず、清々としながら朴訥でなく、
蓼科の別荘地域に、これほど似合う椅子もありません。
見た目だけでなく、とくに肘かけと背中のY部分がよくできているおかげで座りごこちも大変よく
安楽椅子に座るように、何時間でもくつろげます。
Yチェアのほか松創のいすも多用されていました。
意外にこの二つがまた、よく似合います。
漆とビーチ、日本とデンマークのナチュラルな素材が清々として出会います。
 
マリーローランサン美術館も大変よかったです。
堀口大学を「日本の鶯」と言って愛でた彼女です。
女性はうつくしいものとして描かれます。胸が痛いほどのうつくしさです。
女性のよいところだけ、リボンや白い花や、真っ赤な唇やうすいうすい皮膚と一緒に描かれています。
実家の母もたいへん好きなので絵葉書を一枚買って送りました。
 200909261826000.jpg







好きな絵の一つ。「3羽の青い鳥」
2羽は白いんですけど、と考えながら見ているとあっというまに時間が経ちます。


200909261810001.jpg







マリーローランサンがアポリネールにあてた手紙
「●●さんがお風邪をひかれて、」などと書かれています。


お風呂は温泉でした。
往路でSさんが俳句の話をされていたので影響されてしまい、露天ぶろにつかりながら一句よみました。
紅葉(こうよう)の葉影(はかげ)の織りなす錦かな
俳句は、読むたびつくづく自分の句の生真面目さにあきれます。
もっと面白いことを言えたらよいのにとこのときも、お湯につかって頭の上、高いところをそよいでいる
さまざまな木々の葉を見上げながら思いました。
 
このホテルをお持ちの、クラブ員のご夫婦も私はたいへんすきです。
とてもよい方たちでした。
 
週末は東京から蓼科に自転車で行ってきました。
金曜、仕事が長引いてしまい、お店に寄ってウィンドブレーカーを受け取って
「高尾の湯」に到着したのは1時。仮眠をとって4時起床、5時半出発です。
 
店によるのが閉店後になってしまい、
「いいかげん何でも自分でできるようにならないと」と諭されました。
デパートや美容院や、同じお店ばかり利用するほうなので「常連さん」になることが多いのですが
ふだんお世話になってるお店でこんなことは言われません。
最初はショックで、私お客さんなのにー。とか
自分でメンテナンスできる女子のほうが少ないのになんで私ばっかりおこらはるのー。とか
どうせ自転車に詳しい彼氏も夫もいないですョー。ウィンドブレーカー必要なんてわからへんョー。とか
だれにも迷惑かけないで済むようにいっぱいいっぱい練習もしてるのにーまだおこるんー。とか
たくさんすねたし泣けましたが
逆に、こういう風に親身なことを言ってくださるのがいいところなのかしらんと後で
(高尾の湯についたころ)思いました。
 
往路はずっとKさんにひいていただいてついて行きました。
Kさんの後ろはテントの中で雨風をしのいでいるようで安全で
楽しく(?)蓼科まで走ることができました。
 
調子よく走れたそのほかの理由は
1)SKINSを初めて使用したこと
膝から下に圧をかけてくれる靴下みたいなもの。ぜんぜん脚のつかれ方が違いました。
2)サドルをかえたこと
BROOKSかリーガルじゃないとやだ、ってずっと思っていましたが
あまりに痛いので、銘柄にこだわらず座っていたくないのを選んでもらいました。
疲れ方もポジションの取り方もたいへん軽減されました。
3)CCDを飲んだこと
インターマックスが提供してくださったエイドステーションで飲みました。
アクエリアスなどのスポーツ飲料を今まで軽視していた自分にとって、目からうろこでした。
後半の疲れ方が全然違いました。
4)練習したこと
伊豆までMさんたちとご一緒させていただいたことで2日続けてのロングランや峠にのぼる練習になったと思います。
5)事前に自転車を調節してもらったこと
自分でできないので、お店で自転車を調整してもらいました。
ちょっと触ってもらうだけなのにぜんぜん走りが違います。プロはすごいです。
などがあったと思います。

200909271023001.jpg


頑張ってくれた自転車。
すぐ機嫌が悪くなるけど、いいこです。
19日 通勤のみ(32キロ)
 
20日 0キロ(朝6時から夜8時まで寝てました)
 
21日 0キロ(朝から晩まで秋支度のためお買いものしてました)
 
22日 千葉逍遥(浦安、市川、松戸、柏、野田。213キロ)
地味なところばかりまわって、千葉のコンビニのおはぎを大量に消費してきました。
千葉は、まったいらでした。それから人がたいへん温かかったです。
道を聞いたら途中まで一緒に走ってくれたり(ママチャリで)、声援を送ってくれたり、千葉の人はいい人です。
反省点は、
1)次回は地図を持っていこうと思いました。
今回の走行距離のうち5分の2は迷っていました。読めないからもたない、はよくないかも。どこかわからない場所で
真っ暗になって地図がないと、とても怖かった。
2)暗くなる前になるべく走りきろうと思いました。とくに知らない土地だと疲労感が増します。
150キロくらいまで、アベレージ26近くあったのですが、暗くなって疲れてから一気に巡行速度が落ちました。
 
23日 クラブラン(立川、厚木、平塚、湘南、鎌倉。167キロ)
週末の蓼科ランを前に、とても危機感を持ってしまいました。
以前は40キロ以上のスピードについていけてたのに、この日は全然だめでした。
軽いギアでくるくるまわしてばかりだったので、弱くなったのだと思います。しんぱい。
峠もこの日はのぼらなかったし、それもしんぱい。
とりあえず体をしぼるというか、体重落すだけは落としてみましたがカバーできるものでしょうか。
土曜はお弁当を作りませんでした。
西伊豆に自転車でいったからです。
T橋さんに誘っていただいたこの企画に参加したくて9月前半は、
アイスクリームのふたをなめるように時間を寄せ集めて仕事を終わらせました。
(嘘です。あんまり終わりませんでした)
 
200909120557000.jpg4時起床、5時に家を出て小雨がぱらつく中、厚木に向かいます。





大型トラックこわーい。と思いながら
6時半ごろ、待ち合わせ場所の金田陸橋に到着。
上を走っていたので側道で待ってくださっていた皆さんとすれちがい、ご迷惑をおかけしてしまいました。
 
小田原でご機嫌ななめのお天気と相談し、輪行せず続けて走ることになりました。
200909120942000.jpg
明治時代から続くアンパン屋さんで、Kんべさんにアンパンをかってもらいました。




200909120942001.jpg皮が薄くて香ばしくて、あんこがごろっとした食感でとてもおいしかったです。
 



 
image2.jpg小田原を過ぎたら、憧れの箱根峠が始まります。
「やさしく走ろう天下の険」という、自動車のドライバー向けの交通標語をしり目に上ります。






200909121145000.jpg後述の戸田峠と違い、常に人間の気配がそこはかとなく漂うのはどうしてかと思ったら
金木犀のにおいがずっと漂っているのでした。はこねは2カ月、季節がはやいのです。
 

 
三島で昼食をとり、続けて走ります。
前日も前々日もその前の日も2時間くらいしか寝ていなかったので
このあたりでとても眠くなってしまいました。
Iさんが出してくださってるサポートカーに乗りたいですって言おうかな、と
迷った挙句、Kんべさんに言ったセリフは
「気合が足らないみたいなんで、20分くらい先頭走っていいですか」
 
いつも思います。
なぜ私は迷った時、真逆に進んでしまうのでしょう。
 
そして、戸田峠へ。箱根より景色がきれいで、箱根よりこう配がきつく、箱根より長かったです。
うとうとしかけてはSさんに「起きろ―寝たら死ぬぞー」、とハッパをかけられます。
どうしてこんな体育会系のことをしているのだろう。こたつでミカン食べて本読んでうとうとしたい。
迷った挙句、Sさんに言ったセリフは
「山本、眠気覚ましにうたいます」
なぜ私は。。。
 
そして、夏が来れば思い出す、とうたいかけてまたうとうとしてしまい、もう駄目かな、と
サポートカーに乗せていただきました。乗って5秒もしないうちに寝てしまいました。
 
気がつくと雲見の温泉宿でした。

image.jpg









image3.jpg温泉でのんびりして、鯛とかサザエとか伊勢海老とかおなかいっぱい食べ
夜風に少しあたったあと、こてん、と寝てしまいました。
なんて幸せな旅行でしょうか。
 

 
200909130726000.jpg翌朝はいちばんのお寝坊でした。はずかしい。










まあちゃんさんと
Iさんが洗濯物を干して部屋の空気を入れてくださってました。
温泉に入り、ご飯を食べて土肥峠に向け出発します。
 
200909130737000.jpg8時にこの景色。幸せです。










おいしいソフトクリーム屋さんで、牛乳も飲みました。

200909130952000.jpg抽象的なソフトクリームの看板。









全部飲みきれないと思い、「牛乳半分ください」と注文したら、100円でいいよ、とぶっきらぼうにおばちゃんが言いました。

この後、憧れの恋人岬へ。
200909130905000.jpg200909130726001.jpgいつか恋人と来たいものです。
 









体調がすぐれず、三島から輪行で帰ってまいりましたが、
本当に楽しい2日間でした。
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プロフィール
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ONSA
年齢:
44
性別:
非公開
誕生日:
1980/07/11
職業:
会社員
自己紹介:
冬も緑の葉っぱがしげる、東京都内の街路樹のしたを走る通勤模様を中心に、
自転車に関するヨシナシゴトを書いています。

たまに無謀なロングライドを試みては返り討ちにあっています。



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ことなどが好きなので、そういう話もできたらと思います。
自転車を愛するすべての人と、それからそのほかすべての皆さん、どうぞ仲良くしてください。
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