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しばらく時間があり、本ばかり読んでいます。
 
「世界のすべての7月」ティム・オブライエン
村上春樹の訳で読む。
彼の文体に久しぶりに触れたかっただけかもしれません。
10代の一番敏感な季節をともにした作家さんなので
今でも、読むと深いところをそっとなでてくれる感覚があります。
そう。なでるだけなのです。
その他者感覚と空っぽな文体に、当時こよなく親しみました。
音大で浜崎あゆみをやるようなものとからかわれながら卒論にしたものです。
 
物語にもどって、舞台はアメリカ。1969年度の卒業生の同窓会が2000年に開かれる。
ヴェトナム世代の、古今東西の悲喜こもごも。
後がきで、いつかこの本のような、60年代に青春を過ごした世代のクロニクルを書きたい
と言った村上春樹は
今、なんだかそんな本で話題になっているようです。
 
 
「少し変わった子あります」森 博嗣
1時間くらいで終わりました。
「女王の百年密室」同上
2時間くらいで読み飛ばしました。
 
森博嗣は初めて読みました。
書店でずらっと並んだタイトルがどれも面白く、気になっていたのですが、
読んだ感じ、一番おもしろい部分はタイトルでした。
私が総じてミステリーが苦手なのがいけないんだと思います。
彼を紹介する書店側が「ミステリィ作家」と表記するのもちょっと苦手です。
1冊目のほうは、ジャズとか好きな20代後半の男性が手持無沙汰の夜にお酒飲みながら読むにはよいかもしれません。
 
「海からの贈り物」アン・モロウ・リンドバーグ
すべての女性に読んでいただきたい本です。
愛する女性がいるすべての男性にも。
よかったら。
できれば最後まで。
訳は、ヴァレリーでおなじみの吉田健一です。
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プロフィール
HN:
ONSA
年齢:
43
性別:
非公開
誕生日:
1980/07/11
職業:
会社員
自己紹介:
冬も緑の葉っぱがしげる、東京都内の街路樹のしたを走る通勤模様を中心に、
自転車に関するヨシナシゴトを書いています。

たまに無謀なロングライドを試みては返り討ちにあっています。



※ ↑ ココマデ自転車 ↑ ※

そのほか 、
・読書、音楽、映画、プラネタリウム
・絵や彫刻を見る。
・海とか河とかお寺にぶらっと行く。
・自然の中でしんとしていること。
・骨董やアンティーク家具。
・家具屋さん、雑貨屋さん、文房具やさんに行く。
・ごはんやお菓子を作ったり小さい編み物をしたりする。
・カフェを探す。
・道に迷う。
・なごなごする。


ことなどが好きなので、そういう話もできたらと思います。
自転車を愛するすべての人と、それからそのほかすべての皆さん、どうぞ仲良くしてください。
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